相性とは在って無いようなもの

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よく鑑定で聞かれることの一つ。

「この人との相性は良いですか?」


相性という言葉のイメージによりますが、
世間的な見方では相性とは、
「その人とその人の相性が良いか悪いか」という感じですね。

そのイメージでいくと、
やまと式かずたま術において、相性というものは存在もするし、存在しないとも言えます。

そもそも自己理解と相互理解を促しているものですので、
相性というひと言で片付けられるものではない。
ということがあります。

そして、やまと式かずたま術では、相性=相互理解と位置付けていますので、
世間的な相性という意味ともまたニュアンスが違ってきます。


相性うんぬんの前にまずは自分を知ること(自己理解)です。

自分がどんな人間なのか。

自分は何が好きで何が嫌なのか。

自分は何が気持ちよくて何が気持ち悪いのか。


そしてそのあと、

相手はどんな人間なのか。

相手は何が好きで何が嫌なのか。

相手は何が気持ちよくて何が気持ち悪いのか。




というようなことをスッキリさせることによって相性という言葉のイメージが変わってくるはずです。


特に1対1ともなると、さらに一緒にいるとなると、
部分部分で相手と合っていないところが日を追うごとに見えてきます。

全てが100%合ってる、完全なる二人という相性は無いと思ってください。


とある夫婦やカップルがいて、仮に千個の質問をしたとします。
答えは〇か×の2択です。

夫婦やカップルの二人ともが千問全て同じ答えになるでしょうか?

もしなったら相当な奇跡です。素晴らしい相性でしょう。


では、一万個の質問だったら?



人間は一つひとつの物事の見え方や感じ方が違います。

その一つひとつの積み重ねで合ってるところがあったり、違っているところがあったり。

それぞれが重きを置いている部分も違いますね。



私の言う「相性」とは、

自分と相手、相互に理解をし、それぞれにできること、できないことなどを知り、

お互いに補う部分、許せる部分を見いだせるものであると位置づけています。


自分を知り、相手を知る。そして違いを知る。

それが相性です。


相手だけを知ってはいけません。

順番は自分からです。


そんな目線で相性という言葉を使えたら、さらに人生が楽しくなっていくもしれません。
 

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